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JENE JACKSON Special DRUMS Clinic

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ジャズドラマー“ジーン・ジャクソン”。9年もの間、ハービー・ハンコックの正規メンバーとして活躍するほか、ウェイン・ショーター、ミンガス・ビッグバンド、ブランフォード・マルサリスなどなど、数多くのビッグアーティストと活動し続ける“ホンモノ”のニューヨーク・ジャズドラマー。今回はピアノに「田中裕士」氏、べースに「高梨道夫」氏を迎え、Trio でのバンドクリニックとなりました。

今回はセミナー/クリニックにありがちな“ただ演奏をするだけ”といったものではなく、実にアカデミックなクリニックメニューをご用意いただきました。

まずはオープニング。ブラシのみで行われたこの“ドラムソロ”。一見地味で単調になってしまいがちであろうブラシワーク。ところがジーン氏の実に多種多様なストロークと効率的なフィンガーコントロールによるダイナミクスで、聴く耳を決して飽きさせないそのプレイ内容は、決して派手ではないけど凄く内容の濃い満足度の高いものでした。

次の「ジャズドラムの歴史」コーナーでは氏が影響を受けたドラマー達から“スウィング”について熱く語っていただき、なかでも“Pa pa Jo Jones”のすばらしさをアピール。「偉人たち」を学ぶ重要性が話のポイントでした。

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各クリニックコンテンツの実演では、“CUTE / COUNT BASIE& FRIENDS”“Hindsight / DUKE ELLINGTON”というキャッチーな2曲から「スウィング(謡うこと)、インタープレイ」といった「音楽表現とコミュニケーション」の重要性を実演。ハイレベルの演奏にもかかわらず“「完全な演奏」とは、すべてのプレイのなかのひとつに過ぎない”=うまく行かない時もあるさ。という氏の謙虚な言葉が印象的でした。

また、在校生とのセッションではあの名曲“Cantaloup Island / Harbie hancock”をプレイ。ジーン氏にピアノの田中氏が加わり、ギター:高橋竜太、アルトサックス:高妻健太郎、ベース:伊東達哉 の3名がチャレンジ。シンプルだからこそ実力がもろに出てしまう曲に苦戦しながらもジーン氏&田中氏の両プロに助けてもらいながらもしっかり完走!スリリングな演奏からは、やはりジーン氏の凄さを改めて実感できた1曲でした。

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最後に「アラン・ドーソン」という偉大なドラマーを師匠に持つジーン氏にとって、「ジャズ」とは何なのかをテーマに“Armando's Rhumba / Chick Corea”を題材にジャズの起源として “afro cuban” ではなく “afro caribian”という観点から氏の答えを実践。さら変拍子の重要性を「4/4→11/8→4/4→5/8」というデモトラックに合わせてインタープレイを実演。こちらも圧巻!「ジャズ=スウィング」という氏の概念が今現行の音楽にどのように応用されているのかを実演していただきました。

その他参加者からの質問では「メトローム練習と名盤レコード(CD)の完コピというバランス良い練習の大切さ」、「ドラムの歌い方」、「一生の中で一番影響された共演アーティストはハービー」などなど、実に多くの質問に丁寧に時間掛けて答えてくれるジーン氏のまじめさや冗談でみんなを和ませてくれるユーモア溢れる人柄と、プレイ内容では「やさしさ、寛大さ、繊細さ」と同時に「爆発力、瞬発力、攻撃力」を併せ持ち、それらをエンタテインメントとしてバランス良く構成できる力に改めて“ホンモノ”=“一流”を感じました。
そして参加者からは数多くの「サイコー!」をいただけたことが、なによりも有意義なクリニックだったことを物語っていたと思います。
みんなもがんばっていこーっ!

2011年07月04日 10:22

CD企画制作ゼミ楽曲募集

先日、CD 企画ゼミでの オーディションで選出された女性シンガー福澤弘美の楽曲を募集します!

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【募集要項】
今回はミニアルバム制作の為のオリジナル楽曲募集となります。主にJ-POP、R&Bに基盤を置いたスローテンポ〜ミディアムテンポのオリジナル楽曲を募集します。               
・スローテンポのバラード 
参考楽曲:のうぜんかつら/安藤裕子、TO U/salyu 等のような比較的静かなもの、もしくは壮大なオケがついたものでも可。
・ミディアムテンポ
参考楽曲:swallowtail Butterfly~あいのうた~/YEN TOWN BAND、やさしさで溢れるよに/JUJU、なみだの日/lecca等のような楽曲。少し哀愁感がある楽曲だと尚良いです。                                      
上記以外にも彼女の声に合うものでしたら特にジャンルは問わず選考させていただきますので
たくさんの応募お待ちしております。  
・メロディ入りと無しの楽曲を1曲ずつ応募してください。                
・デモ音源(TO U/salyu)URL:http://www.myspace.com/hiromif/music
・ダウンロードできます(first love/宇多田ヒカル)http://www.megaupload.com/?d=Z9G6AEBU                                   
・採用された場合、後のアレンジをお願いする場合があります。             
・WAVデータでの応募になります。                          
・キーレンジはD♭〜2オクターブ上のA♭(地声:D♭〜1オクターブ上のBまで。〜A♭は
ファルセット)この間で比較的声が出やすいキーは、A♭〜1オクターブ上のA♭

【アーティスト情報】
福澤 弘美       
Fukuzawa Hiromi

ハスキーでソウルフルな歌声を持つ女性シンガー。歌声から感じる独
自の存在感は外見からは想像できないほどパワフルで、感情を揺さぶ
る表現力とメッセージ性でリスナー1人1人に問いかける。メーザーハ
ウスでは、ボーカル科に所属し、現在アコースティックバンドのボー
カルとして活動している。

【問い合わせ】
・〆切り:7月末日〆切りとなります。音源と氏名、連絡先を添えて応募ください。   
・応募先:1階事務局長島まで                             
・質問等ございましたら、gt_vrec2hn13@yahoo.co.jpまでご連絡ください。

2011年07月06日 17:09

アコースティックライブ

先日、小池先生ヴォーカル、シンガーソングライター両クラス合同での校内アコースティックライブが開催されました。

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新入生にとってははじめてのアコライブ。お客さんはすべて在校生とはいえ、かなり緊張した方もいたのではないでしょうか? アコースティック楽器のみの弾き語りでのライブはバンドでのライブより、ある意味ごまかしのきかない非常に実力の試される場でもあります。

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後半には卒業生も登場し、オリジナル曲を披露してくれました。
いやぁ〜さすが先輩といった完成度の高い楽曲ばかりでした。

こういったアコライブをやりつつ、いよいよヴォーカル科各クラスでは秋のLIVEに向けて各自の歌う曲を決める作業にはいっています。
皆さん曲選びにはそーとー悩んでいるようです。
オリジナルにしようか?カバーにしようか?
アップテンポにしようか?バラードにしようか?
日本の楽曲にしようか?洋楽にしようか?
皆さんいろいろ迷いはあると思いますが、各担当の先生とよーく話して決めてください!
今年度の秋のVOCAL HAUS LIVEは10/1、2です!!

2011年07月12日 14:46

サマセミVol.1

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2011年度サマセミVol.1、無事終了しましたー。
各学科ともに全国から大変多くの皆様に参加していただき、ほんとうにありがとうございます。スタッフも対応に追われ、当日の様子をあまり納めきれませんでしたが、ちょこっと写真でご紹介します!

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ヴォーカル科は朝からスタジオ3カ所にわかれてヴォイストレーニングとマンツーマンでの歌唱レッスン、さらにレコーディングレッスンと1日目からみ〜〜っちりとレッスンをおこないました!そして夕方からはSuperfly、UVERworld、植村花菜などなど数々のアーティストの作詞を手掛ける山田ひろし先生の作詞レッスンも!(作詞レッスンは講義のため撮影しませんでした。シャッター音きになっちゃいますからね。)

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ちなみにレコーディングスタジオはこんな感じ↑
(集中モードだったので遠くからの撮影でスミマセンm(_ _)mでもレコーディング中、ガラス越しに正面から撮影ってのも…さすがにできませんね(笑)
はじめてレコーディングする人も多かったので皆緊張してました。
夜は夜で練習したい皆様にはスタジオ解放!
本当に濃厚な1日でした。

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こちらはサウンドクリエイト科。
朝からみっちりとDTMによる音楽制作を学んでいきます!
しかも、楽曲制作だけではなくPro Toolsを使ってのレコーディングも…
この2日間でかなりのスキルが身に付いちゃいます。
しかも初心者でも経験者でも無理なくそれぞれのレベルに応じて学んでいけるところが凄いッス。

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今回サウンドクリエイト科には女性参加者も多く見うけれれました。
少し前だとレコーディングや音楽制作の現場って男性が大半でしたが今や女性もバリバリ活躍する時代なんですね〜。

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ギター科、ベース科、ドラムス科の2日目は西山、満園英二、満園庄太郎先生によるスペシャルセッションライブで始まりました!
リハーサル10分ほどでこんな演奏を聴かせてもらえるなんてスゴイです。
ライブハウスではあり得ないほど、手の届きそうな距離での豪華ライブでした。
他学科の方も見学したかったかな??

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キーボード科では、バンドが入ってのセッションレッスン。
1人で練習していると、なかなか経験できないことを2日間みっちりやってもらえました!

と、すべてのレッスンを細かく撮影することはできませんでしたが、非常に濃厚な2日間でした。きっと、参加者の皆さんには満足いただけたのではないでしょうか?
参加者の皆様、関係者の皆様、本当に2日間おつかれさまでしたー。

サマセミVol.1は定員となった学科も多く、参加できなかった皆様本当にスミマセンでしたm(_ _)m ちなみにVol.2も現時点でほぼ定員ですm(_ _)m
さらにVol3.ヴォーカル科、シンガーソングライター科も本日定員となってしました〜(泣)
8/8-9のVol.3は他学科もあと数名で定員となってしまいます。
参加希望の方はお早めのお申し込みをオススメします。

それでも定員となって参加できなかった皆様には、9月開催の本年度最後のサマセミVol.4がございます!近日詳細発表いたします。

それではあらためて、サマー・セミナーVol.1お疲れさまでしたm(_ _)m

2011年07月19日 10:20

菊地成孔スペシャル・セミナー

卒業生、菊地成孔さんのスペシャル・セミナーが開催されました。
会場には、この日を待ちにまった在校生、卒業生とジャズラボのサマー・セミナーに参加する方でビッチリ埋め尽くされました。定員60名でおこなったのですが、もしかするとそれ以上いたような...

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今回のセミナーは楽器などの演奏は一切無し!
これからプロを目指すメーザー生のためだけに送る講義形式のセミナーとなりました。
メーザーに入学するまでの経緯、在学中のさまざまな出来事などさまざまな思い出を語っていただきました。細かい内容は放送コードギリギリすぎて...っていうか完全に引っかかってますので、ブログで詳しくは書けません(笑) 会場は爆笑につぐ爆笑でした。

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書ける範囲のお話として印象的だったのはやはり在学当時のお話。
菊地さんは昨年日本人としてはじめて「Impulse! Records」と契約されましたが、在学当時「まさか俺がインパルスと契約するとは夢にも思ってなかった(笑)」と語っていました。
井上先生の音楽理論や越智先生のキーボードのレッスンは本当にためになったし面白かったと。メキメキ音楽を理解することができ今でも本当に感謝しているとのこと。
さらには上級理論のテストのカンニングの話や学校からはじめて紹介されたプロ初仕事の米軍基地でのできごと......書ける範囲のハズがこれ以上書くと書いてはいけない範囲に突入しそうなのでこの辺で...(笑)

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生徒からの質問コーナーでは『今の日本の音楽業界の現状についてどう思うか?』や『これからプロの作家になるために必要なことは?』などさまざまな質問が飛び交いました。
いづれの質問も他にはない菊地節で明快にお答えいただき、質問した生徒も納得の様子でした。
今回は菊地さんの専門分野の『JAZZ』や『サックス』とはあまり関係のないヴォーカル科やシンガーソングライター科の生徒も多く参加していましたが、どの学科の生徒も今後プロへの道を目指す方々にとって有意義な時間となったことと思います。

今回、菊地さんにはFUJI ROCK FESTIVAL出演前夜に、母校のためにわざわざセミナーをおこなっていただき本当に感謝したします。
また、ご協力いただいた関係者の皆様本当にありがとうございました。

次回菊地さんのセミナーを、今度は違うバージョンで開催できたらと考えております!
今後のセミナー情報にご期待下さい!

2011年07月30日 15:34